管理栄養士がオススメしたい、美容に良いビタミンたっぷりレシピ

お料理が大好きな二児のママです。子供の成長と共に、自分の衰えを感じ、日々ビタミンの大切さを痛感している毎日です。ここでは、ビタミンたっぷりレシピを紹介していきますので、参考にして頂けたら幸いです。

ビタミンAは美肌に効果大!!

ビタミンAの働きとして、鼻や喉の粘膜に作用し、細菌から守ってくれるという役割りがあります。そのため、風邪をひきにくい体作りに繋がります。風邪をひいてしまうと、気分が滅入ってしまったり、食欲が低下してしまったり、肌荒れを起こしてしまったりと、トラブル連鎖が起こりがちになります。それを防ぐためにも、ビタミンAはとても大切です。

さらにビタミンAには、肌の調子を整えてくれるという大切な役割りがあります。これは、美肌に向けて一役かってくれそうですね。

次に、ビタミンAを多く含む食材を使ったレシピを紹介していきます。

 

〜洋風チーズ卵焼き〜

・材料

卵  2個

牛乳  大さじ1

チーズ  10g

パセリ  3g

塩  2つまみ

ブラックペッパー  少々

サラダ油orオリーブ油  小さじ1

・作り方

①卵を割りほぐします。

②①に牛乳,チーズ,パセリを混ぜ合わせます。

③塩,ブラックペッパーを加えて、味を整えます。

④卵焼き器にサラダ油orオリーブ油をひいて、③を巻きながら焼いたら完成です。

 

卵,チーズ,パセリは、ビタミンAを多く含んでいるので、美肌に効果大です。また、緑黄色野菜全般がビタミンA含有量が高いとされているので、細かく刻んでパセリの代わりにしても良いでしょう。

 

納豆は、ビタミンKが豊富!

納豆はビタミンKを大量に含んでいる、とても珍しい食材になります。独特のネバネバ感がクセになり、ごはんととても良く合うため、冷蔵庫に常備している人も多いのではないでしょうか!?納豆はスーパーなどに通年で出回っていて、有難いことに価格の変動が少なく比較的安価で購入することができるとても親しみやすい食材になります。納豆の中のビタミンKには骨の中のたんぱく質の働きを活性化して、骨の形成を促してくれるという大切な働きがあります。ここでは、そんな納豆を使ったレシピを紹介していきたいと思います。

 

〜納豆チャーハン〜

○材料

ごはん  120g

ゴマ油  小さじ1

卵  1個

納豆  1パック(タレも一緒に)

サラダ油  小さじ1

ハム  1,2枚

万能ねぎ  3g

鶏ガラスープの素  小さじ1/2

塩コショウ  少々

醤油  少々

○作り方

①ハムは短冊切りに、万能ねぎは小口切りにしておきます。

②ごはんとゴマ油を混ぜ合わせておきます。

③卵と納豆を混ぜ合わせておきます。

④フライパンにサラダ油をひいて、①を炒め③を加えていきます。

⑤②を加えて切るように混ぜます。

⑥鶏ガラスープの素,塩コショウ,醤油で味を整えたら完成です。

 

ビタミンKは骨粗しょう症を予防してくれるので、素敵な姿勢を保ちながら、背中美人を目指していきたいですね。

 

かぼちゃのビタミンCで夏バテ対策!

梅雨明けをする地域が増える中で、夏の猛暑の恐ろしさを感じる毎日だと思います。猛暑というと、やはり夏バテは付きものです。猛暑→夏バテ→食欲低下→肌荒れという負のループにハマってしまうと、なかなか抜け出せず夏を楽しむことができなくなってしまいます。そうなってしまう前に、かぼちゃに多く含まれているビタミンCのパワーを借りて夏バテ防止に励みましょう。ここでは簡単に手軽に作れる、かぼちゃレシピを紹介していきたいと思います。

 

〜かぼちゃのグリル焼き〜

○材料

かぼちゃ  50g

塩  ひとつまみ

○作り方

①かぼちゃは、薄めにスライスします。皮は付いたままで大丈夫です。

②アルミホイルに①を並べて、塩をまんべんなく振りかけて、アルミホイルで包んでおきます。

③②を魚焼きグリルに入れて、7〜8分ほど焼いたら完成です。

 

ビタミンCは、ストレスへの抵抗力を高めたり、抗酸化作用が強いのが特徴です。暑さに負けないように抵抗力を高めて、夏バテ防止に励み、美肌キープを目指しましょう。

ビタミンCは、体内に多くを貯蓄しておけないという欠点があります。そのため、日々コツコツと摂取できるように心がけておくと良いでしょう。

枝豆は、ビタミンB1とビタミンCが豊富!

ビタミンB1には、糖質をエネルギーに変換してくれる大切な役割りがあります。また脳神経系にも関わっていて、ストレスを和らげてくれる働きをします。ビタミンCは抗酸化作用が強いので、有害な活性酸素から体を守ってくれる働きがあります。さらにストレスへの抵抗力を高めてくれるので、日常的な摂取を心がけていきましょう。ストレスを溜めてしまうと、寝不足や肌荒れまた体調不良の原因になりかねません。なるべくストレスを溜めないことが、美容への近道と言えるでしょう。次に、枝豆を使ったレシピを紹介していきますので、参考にして下さい。

 

〜枝豆スープ〜

・材料

枝豆(冷凍) 5さや

ウインナー 3本

じゃがいも 1個

コンソメ(固形) 1個

塩コショウ 少々

・作り方

①枝豆は少し解凍して、粒を取り出しておきます。

②ウインナーは、半分にスライスします。

③じゃがいもは、一口大に切り、水にさらしておきます。

④じゃがいもは水から茹でて、枝豆とウインナーを加えます。

⑤コンソメ,塩コショウで味を整えたら完成です。

 

枝豆はもちろん生の物を使っても良いですが、冷凍でも美味しさと栄養価に変わりはありません。季節を問わずに作れるので、是非試してみて下さい。

 

 

サバはビタミンDが豊富!

ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促進してくれる働きを持っているので、骨や歯を健康に保つことを助けるとともに骨粗しょう症などの予防にも繋がります。また、ビタミンAやビタミンCと共に、風邪予防の効果も期待されています。サバは、ビタミンDを豊富に含んでいる食材になります。スーパーなどで比較的簡単に購入することができ、価格の変動が少ないのもオススメしたいポイントです。以下に、サバを使ったメニューを紹介しますので、参考にして下さい。

 

〜サバの竜田揚げ〜

○材料(1人分)

サバ  100g

醤油  小さじ1

ゴマ油  小さじ1

にんにくチューブ  少々

しょうがチューブ  少々

片栗粉  大さじ1/2

揚げ油  適量

○作り方

①サバは一口大に切り、ビニール袋などに入れます。

②①に醤油,ゴマ油,にんにく,しょうがを入れて、揉み込みます。

③②に片栗粉をまぶして、熱した揚げ油でカリッと揚げたら完成です。

 

サバは、塩サバか真サバによって醤油の量を調整して下さいね。スーパーなどで骨抜き済みのものがある場合は、そちらがオススメです。骨粗しょう症などを予防し、綺麗な姿勢と歩き方を維持しながら、背中美人を目指しましょう。

トマトはビタミンCが豊富!

トマトはとてもポピュラーな緑黄色野菜であり、ビタミンCも多く含んでいます。またグルタミン酸を多く含むことから、加熱するとさらに旨味が増してくる食材です。スーパーや八百屋さんなどでは年間を通じて出回っていますが、旬の時期は夏期になり、夏野菜の代表的な食材になります。以下に、トマトを使ったメニューを紹介していきます。


〜トマトと卵のバター炒め〜

○材料(2人分) 

トマト  1個

卵  1個

牛乳  小さじ1

塩コショウ  少々

バター5g

ドライパセリ  お好みで。

○作り方 

①トマトは湯剥きをして、皮と種を取り除き、角切りにします。

②卵は割りほぐし、牛乳と塩コショウを混ぜ合わせておきます。

③フライパンにバターをひいて、トマトを炒めます。

④②を加えて軽く混ぜ合わせて、お皿に盛ります。

⑤ドライパセリを散らしたら完成です。

 

トマト=赤色,卵=黄色,パセリ=緑色で鮮やかな色味になっています。バターの味が生かされマイルドな味になっているので、トマトが少し苦手な方にも挑戦してもらいたいメニューになります。トマトのビタミンCとスーパーフードと呼ばれている卵の組み合わせで、栄養価が高いメニューになっているので、夏の暑さを乗り越えて美肌を目指しましょう。

にんじんはビタミンAが豊富!

にんじんは、緑黄色野菜の中でも代表的な野菜になります。にんじんはビタミンAを豊富に含んでいます。さらにビタミンAの前駆体となるβ−カロテン含有量は、野菜の中ではトップクラスになります。ビタミンAは細菌から体を守ってくれる作用があるので、肌の健康維持に役立っています。是非とも日常的な摂取を心がけて、健康美肌を目指したいですね。さらに、にんじんはスーパーや八百屋さんなどに通年で出回っていて、価格も比較的安定しているという強みがあります。そのため購入しやすいということも、魅力の1つになります。料理の中でなかなかメインディッシュにはなりにくい食材ですが、名脇役として取り入れていきたいですね。次に、簡単に作れるにんじんレシピを紹介します。

 

〜にんじんのグラッセ

○材料(2人〜3人分)

にんじん  1本

コンソメ顆粒  小さじ1/2

塩  ひとつまみ

バターorマーガリン  5g

○作り方

①にんじんは皮を剥きぶつ切りにして、面取りをします。

②鍋に①を入れて、ひたひたになるぐらいの水を入れて火にかけて、柔らかくなるまで煮ます。

③コンソメ顆粒,塩,バターorマーガリンを入れて、弱火で煮ます。

④少し水分が残るぐらいで完成です。

 

にんじんの甘みを最大限に引き出すことができるレシピです。是非、試してみて下さいね。